睡眠アプリおすすめ|「記録する」アプリと「眠らせてくれる」アプリの違いと選び方

睡眠アプリは「眠りを記録する」タイプと「寝つきを助ける」タイプに分かれます。Pokémon Sleep、Sleep Cycle、Calm、TIDEなどの特徴と料金を確認日つきで比較し、目的別の選び方を解説します。

執筆: CalmDepth 編集部 · 2026年10月31日 に確認 · 7分で読めます

花と本が置かれたベッドサイドのそばで、ぐっすり眠る女性
写真: Ron Lach · Pexels

この記事は、瞑想・睡眠アプリ「CalmDepth」の運営者が作成しています(広告・PRを含みます)。他社アプリの情報は、App Store(日本)の各アプリのページを2026年10月31日に確認した内容です。

「睡眠アプリ」と一口に言っても、中身は大きく2つに分かれます。ひとつは、枕元に置いて眠りを記録するアプリ。もうひとつは、お話や音で眠りに入るのを助けるアプリです。どちらが合うかは、あなたの悩みが「自分の眠りを知りたい」なのか、「とにかく眠りたい」なのかで決まります。

このページでは、まず2つのタイプの違いと、スマートフォンで眠りを測るしくみを説明し、そのうえで日本でよく使われているアプリを比べます。

目覚めて伸びをする女性
目覚めて伸びをする女性

2つのタイプの違い

記録するタイプ眠りを助けるタイプ
何をしてくれる寝ている間の動きや音から、眠りの長さや深さの目安、いびき、寝言を記録眠りのためのお話、瞑想、自然音、音楽で、寝つきと夜中の目覚めを支える
わかること何時に寝て、何時に起きたか。夜のあいだのようすの傾向記録は主な目的ではない
向いている悩み自分の睡眠を数字で知りたい、いびきが気になる寝つけない、考えごとが止まらない、夜中に目が覚める
主なアプリPokémon Sleep、Sleep CycleCalm、Meditopia、TIDE、CalmDepth

最近は両方の機能を持つアプリも増えています。TIDEは自然音に加えて睡眠の記録ができ、Pokémon Sleepにも入眠用の音楽があります。CalmDepthは眠りを助ける側に力を入れ、記録はiPhoneの「ヘルスケア」やAndroidのHealth Connectのデータを読み込んで、朝のレポートとして伝えます。

スマートフォンで眠りを測るしくみと、その限界

スマートフォンの睡眠アプリは、加速度センサーで寝返りなどの動きを、マイクで寝息やいびきを拾い、そこから眠りの状態を推定しています。スマートウォッチは、さらに心拍などのデータを使います。

ただ、眠りの深さを正確に測るには、病院などで脳波を使った検査が必要です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」も、客観的な睡眠時間は脳波計や活動量計、ウェアラブル端末などの測定機器がなければ測れないとしたうえで、不眠に悩む人は実際より短く眠ったと感じやすいことにふれています。アプリの数字は「目安」として、毎日の傾向を見るのに使うのがちょうどよい付き合い方です。

同じガイドは、寝室にスマートフォンを持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることをすすめています。眠りを助けるアプリを使う時は、再生を始めたら画面を消し、手の届かない場所に置くのがおすすめです。CalmDepthの音声とサウンドは画面を消したまま流れ、タイマーで静かに終わります。

比較表

アプリタイプ主な機能(App Storeの説明より)料金(App Store表示)日本語評価(件数)
CalmDepth眠りを助ける+記録を読むお話(スリーピーとおやすみ)、夜中用の音声、サウンド2,055種、スリープミュージック、呼吸、朝のレポート年額6,800円(7日間無料体験、公開時の予定)画面と会話が日本語近日公開
Pokémon Sleep記録するスマホを枕元に置いて睡眠を計測、寝つきまでの時間や寝言を記録、ポケモンの寝顔を集めるプレミアムパス 1ヶ月980円、6ヶ月4,900円日本語とその他7言語4.5(21万件)
Sleep Cycle記録する睡眠の分析、いびきの分析、スマートアラームプレミアムの表示が350円〜6,400円まで複数日本語とその他13言語4.4(1万件)
Calm眠りを助ける眠りのためのお話、瞑想、自然音、音楽6,500円、6,600円など日本語とその他9言語4.3(9,945件)
Meditopia眠りを助ける1000以上の瞑想・音楽コンテンツ、睡眠導入の瞑想年額6,000円〜6,800円、月額780円日本語を含む15言語4.5(3.7万件)
TIDE 潮汐両方自然音のミックス、睡眠の記録、集中タイマー、呼吸のガイドTide Plus 年5,000円、月1,450円〜2,000円日本語、中国語、英語、韓国語4.7(1.1万件)

料金と評価は2026年10月31日にApp Store(日本)で確認したものです。表示されている価格が複数あるアプリは、そのまま並べています。

1. CalmDepth:眠る前から朝まで、ひとつながりで

CalmDepthの「眠り」の画面
CalmDepthの「眠り」の画面

CalmDepthの「眠り」は、夜のどの場面にも答えがあるように作っています。

場面使うもの長さ
寝る前に気持ちが波立っているCalm Now、ブリージーの呼吸1.7〜3.5分(Calm Now)
布団に入ったスリーピーとおやすみ(21の世界)声の部分34〜43分、そのあと音楽でゆっくりフェード
音だけで眠りたいサウンド2,055種のミックス、スリープミュージック15曲曲は各約46分、サウンドは好きなだけ
夜中や明け方に目が覚めたもう一度眠る(21本)7.5〜11.4分
朝朝のレポートヘルスケアやHealth Connectの睡眠データを、ひとつの質問から
夜の場面ごとの音声の長さ。Calm Now 1.7〜3.5分、呼吸 1.8〜26.7分、もう一度眠る 7.5〜11.4分、スリーピーとおやすみ 34.1〜43.3分、スリープミュージック 各約46分
夜の場面ごとの音声の長さ。Calm Now 1
場面最短最長
Calm Now1.7分3.5分
呼吸(ブリージー)1.8分26.7分
もう一度眠る7.5分11.4分
スリーピーとおやすみ(声の部分)34.1分43.3分
スリープミュージック約46分約46分

スリーピーとおやすみは、ストーリーの起伏をわざと小さくした、ゆっくりした語りです。突然の出来事や怖い言葉は使わず、最後は5分以上かけて音楽にとけていきます。21の世界の中には、雨の夜の「京都の路地裏」や、障子をたたく雨の「雨の茶屋」もあります。京都の路地裏は、最初に日本語で書かれた世界です。

朝のレポートは、数字を並べる前に「どのくらい休めた感じがしますか」と聞きます。睡眠ガイド2023も、睡眠時間と同じくらい「睡眠休養感」(眠りで休めた感覚)を大切にしています。睡眠データは、あなたが同期を選ばない限りスマートフォンの中にとどまります。

朝のレポート
朝のレポート

知っておきたいこと:CalmDepthは近日公開予定です。画面とAIの友だちカーミーとの会話は日本語で、音声ガイドは英語版から公開し、日本語の音声を順次追加します(日本語の台本は136本を書き下ろし済み)。サウンドとスリープミュージックは言葉を使わないので、最初からそのまま使えます。

2. Pokémon Sleep:眠りの記録を、楽しい習慣に

Pokémon Sleepは、スマートフォンを枕元に置いて眠りを計測し、寝つくまでの時間、寝ている間の動き、いびきや寝言を記録します。朝には眠りのタイプに合わせてポケモンが集まり、寝顔を集めていく楽しさがあります。評価は4.5で、21万件という件数はこのページでいちばん多く、厚生労働省も睡眠ガイドの普及用リーフレットにPokémon Sleepのポケモンを使っています。

長所記録が楽しく続きやすい。家族や子どもとも話題にしやすい
短所寝つきを助けるお話や瞑想は主な目的ではない。プレミアムパスやアイテムの課金がある

3. Sleep Cycle:データ重視の記録とスマートアラーム

Sleep Cycleは、睡眠の分析、いびきの分析、浅い眠りのタイミングで起こすスマートアラームが中心です。日本語を含む14言語に対応し、評価は4.4(1万件)です。

長所記録の項目が細かく、統計を見るのが好きな人に向く
短所プレミアムの価格表示が350円から6,400円まで複数あり、比べにくい。寝つきを助ける音声は主役ではない

4. Calm:眠りのお話と音楽の大きなライブラリ

Calmは眠りのためのお話(Sleep Stories)、瞑想、自然音、音楽をそろえたアプリで、日本語を含む10言語に対応しています。評価は4.3(9,945件)です。

長所ライブラリが大きく、眠りのお話の種類が多い
短所価格表示が複数あり、自分の価格は購入画面で確認が必要

5. Meditopia:日本語の睡眠導入コンテンツ

Meditopiaは1000以上の瞑想・音楽コンテンツをそろえ、睡眠導入の瞑想も用意しています。評価は4.5(3.7万件)です。

長所日本語のコンテンツが多い
短所プラン(年額、月額、3ヶ月など)の種類が多い

6. TIDE 潮汐:自然音と記録を一つに

TIDEは自然音やホワイトノイズのミックス、睡眠段階やいびきの記録、スマートアラーム、集中タイマーを一つにまとめています。評価は4.7(1.1万件)です。

長所音と記録の両方が使える。集中用にも使える
短所有料プランと音源ごとの課金が並び、料金がわかりにくい

目的別の選び方

あなたの悩みまず試したいタイプ例
布団に入っても頭が休まらない眠りを助けるCalmDepth(スリーピーとおやすみ、呼吸)、Calm
夜中や明け方に目が覚める眠りを助けるCalmDepth(もう一度眠る)
自分の睡眠時間やいびきを知りたい記録するPokémon Sleep、Sleep Cycle
記録を続けるのが苦手楽しく記録するPokémon Sleep
雨音や波の音だけで眠りたい音のアプリCalmDepth(サウンド2,055種)、TIDE
記録も寝つきも一つで両方CalmDepth(ヘルスケアの記録を朝のレポートに)、TIDE

記録型のアプリと、眠りを助けるアプリを組み合わせるのも良い方法です。たとえばPokémon Sleepで記録しながら、布団に入ったらCalmDepthのお話を流す、という使い方です。

眠りの相棒、スリーピー
眠りの相棒、スリーピー

アプリを使っても眠れない時は

睡眠アプリは、毎日の眠りを整える道具です。e-ヘルスネット(厚生労働省)は、不眠が続いて日中の不調があり、家庭での工夫で良くならない時は専門医に相談するよう呼びかけています。いびきが大きく、呼吸が止まっていると言われた時は、睡眠時無呼吸症候群などの検査が必要なこともあります。眠れない夜の具体的な手順は眠れない時の対処法と夜中に目が覚める時の対策にまとめました。

よくある質問

Q. 睡眠アプリは無料でも使えますか?

A. このページのアプリはどれも無料でダウンロードでき、一部の機能は無料です。CalmDepthでは、サウンド(3つまで重ねられるミキサー)、呼吸、Calm Now、カーミーとの会話(1日15通)を無料で使えます。

Q. Apple Watchのデータは使えますか?

A. CalmDepthは、Apple Watchなどが記録したiPhoneの「ヘルスケア」の睡眠データを読み込み、朝のレポートにします。Androidでは Health Connect のデータを使います。

Q. スマホを枕元に置いても大丈夫ですか?

A. 記録型のアプリは枕元に置く必要があります。眠りを助けるアプリは、再生を始めたら画面を消して、少し離れた場所に置くのがおすすめです。睡眠ガイド2023は、寝室を暗くして画面の光を避けることをすすめています。

Q. 睡眠アプリの数字はどのくらい正確ですか?

A. スマートフォンは動きや音から眠りを推定しているため、脳波を使った検査ほど正確ではありません。日々の傾向を見る目安として使い、気になる症状がある時は医療機関に相談してください。

Q. 子どもの寝かしつけにも使えますか?

A. CalmDepthのスプラウトのお庭に、3〜10歳向けのお話があります。選び方は寝かしつけのお話と音声アプリで紹介しています。

あわせて読みたい:瞑想アプリおすすめ比較、睡眠用BGM・自然音の選び方、寝る前の瞑想

参考にした情報

他社アプリの情報は、App Store(日本)の各アプリのページ(2026年10月31日確認)から引用しています。睡眠の測定と寝室の環境については、厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を参考にしました。

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参考文献

  1. Pokémon Sleep(App Store 日本)
  2. Sleep Cycle(App Store 日本)
  3. Calm(App Store 日本)
  4. Meditopia(App Store 日本)
  5. TIDE 潮汐(App Store 日本)
  6. 厚生労働省:健康づくりのための睡眠ガイド2023
  7. 厚生労働省:睡眠対策(睡眠ガイドとPokémon Sleepのリーフレット)